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住宅ローンは、10年から40年くらいは払い続けるものです。
したがって銀行は、長い間ローンを払い続けることが出来る職業の人達にお金の融資をします。
ローンの審査に通りやすい職業は、医者、公務員、上場企業や大企業の会社員です。
医者は、国民皆保険制度のために売り上げの多くを国が保障をしてくれます。
定年もなく、長く働くことが出来るため、多くの医者は住宅ローンが通りやすくなっています。
公務員は雇用主が国ですから、潰れる心配はありません。
終身雇用が保障されていますので解雇がなく、年功序列で収入は年齢を重ねるごとに高くなっていきます。
ケガや病気になっても保障が充実しています。
したがって公務員はローンの審査に通りやすくなっています。
上場企業や大企業の会社員も、会社がしっかりとしていますので、ローンの審査が通りやすい職業です。
中規模以上の会社では勤続年数がある程度ある場合には、審査が通りやすくなります。
住宅ローンの審査に通りにくい職業は、まずフリーターがあげられます。
アルバイト、パート、契約社員等で働いている場合には、辞める可能性が高くなりますので、銀行としてはお金を貸すことが難しくなります。
離職率が高い職業も敬遠されます。
たとえば美容師です。
この職業の人達は、比較的給与が低いため離職する可能性が高くなっています。
何十年もかかるローンの審査には通りにくいと言われています。
さらには歩合制の職業の人達もローンの審査が通りにくくなります。
たとえば不動産会社の営業職の人達のように、ひと月に得る給与は安定しておらず、高い月もあれば低い月もあります。
銀行の方にすると、安定した収入のある人達でないと難しくなる可能性があります。
したがって歩合制の職業の人達はローンを組みにくくなっています。
身体を壊しやすい職業の人達も住宅ローンの審査に通りにくい職業です。
スポーツ選手や運転手、とび職等の人達で、高額を得るスポーツ選手などは一括払いで不動産を購入することが多くなります。
ケガや病気になりやすい職業の人達は、自分達でよほどしっかりと貯金をして金銭管理をしておかないと、住むための家を購入することも難しくなります。
さらには売り上げが安定しない個人事業主などもローンが組みにくいと言われています。
創業してまもない会社の社長などもローンの審査に通りにくくなっています。
会社としての信頼とその会社にどの程度奉仕をしているのかは、銀行のローン審査部には必要なことになります。
先行きが読めないような個人事業主などはこういったことを認識しておくことが必要です。
住宅ローンの審査に通りにくい職業とは、仕事をしている会社や団体が安定しておらず、個人の収入が安定しないことです。
また景気や流行に左右されるような職業も、安定性が見込めないため、ローンの審査が通りにくくなります。
自分の職業や住宅を持つ思いをしっかりと認識してから住宅ローンについて検討することが大切です。