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カルシウムを効率よく摂る方法

慢性的に不足傾向のカルシウム

食べるときに意識する栄養素としてカルシウムがありますね。
カルシウムというとは主に乳製品に含まれている気がしますが、豆腐、納豆といった大豆製品、わかめやひじきなどの海藻類、ほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜にも含まれているんです。

一見多いように感じますが、どの食べ物にも多く含まれているわけではないんですね。
そして体に吸収されない部分もあるんです。
カルシウムは手軽に摂ることができそうで、実は意外と難しい栄養素でもあるので、しっかりとその意味と摂取法を考えて摂るようにすることが大切ですよ。

まず、把握しておきたいのは、カルシウムが慢性的に不足傾向にあるということです。
日本人の場合、アメリカ人に比べると摂取量は3分の1程度となるんです。

それは乳製品がさほど浸透していないこと、日本の水は軟水が多くカルシウムの含有率が少ないことが原因として挙げられます。
そのため意識するのが大切で、多く摂ったからと言って害はあまりありません。

厚生労働省でも上限の値を2300mgと定めている

逆にしっかり取らないと、腸の中で効率よく吸収しようとするので、骨に蓄えられる分が少なくなってきてしまうんです。
厚生労働省でも上限の値を2300mgと定めています。
これは牛乳に換算すると2lとなります。

さすがに牛乳2lは飲んでしまうと、違った意味で体に害が及ぶので、安易に牛乳を飲めばいいや、という考えはしないでください。
もし、サプリメントなどで摂取している場合は、摂りすぎていることはないのかを確認して、1日の摂取量を超えないように気を付けてくださいね。

女性が行うことの多いダイエットは、栄養が十分に摂れない危険性がありますね。
ダイエットをすると人間の体はストレスがたまり、どんどん尿の中に出て行ってしまうことがあります。

また、気軽に食べることのできるスナック菓子を食べすぎると菓子に含まれているリンが便の中にカルシウムを追い出してしまいます。

効率よく摂るにはビタミンDと一緒に摂取する

適当な砂糖は吸収を促してくれるのですが、逆に摂取しすぎてしまうと尿の中に排出してしまうので、ほどほどに食べるようにしてください。
なお、スナック菓子を食べるときは牛乳を一緒に飲むと良いですよ。

効率よく摂るには、ビタミンDと一緒に摂取するのが良いですよ。
ビタミンDはきのこ類、バター、卵黄に多く含まれているほか、日の光を浴びることでもビタミンDを体のなかで作ることができます。

そして、豆腐や納豆といった大豆製品は吸収率が良いのでできれば、これらの食品を意識的に摂ると良いでしょう。
緑黄色野菜は吸収率は低いのですが、他の栄養素も豊富に含まれているので、胡麻和えなどにして食べるようにします。

そして乳製品は間食としてあまり増やし過ぎないようにしてください。
おやつとして乳製品を摂りすぎてしまうと逆に不要なエネルギーを摂取してしまい肥満になってしまう危険性があるからです。
ミルク煮やホワイトシチューなど料理の中に摂り入れるように意識しましょう。